イスラエル軍は7月16日、シリアの首都ダマスカスにある暫定政府の軍本部や大統領宮殿付近の軍事施設を空爆しました。
イスラエル シリア首都暫定政府軍本部など空爆 緊迫した状況にNvfANdyl9 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 16, 2025
この空爆は、シリア南部スワイダ県で続くドルーズ派(イスラム教の少数派)とベドウィン(遊牧民)との衝突への対応として、ドルーズ派住民を保護することを名目に実施されたとしていますが、攻撃対象が広範すぎるという疑念もぬぐえません。
イスラエル国防軍(IDF)は2025年7月16日、シリアの首都ダマスカスにあるシリア国防省および軍司令部の主要施設を空爆したと発表した 。攻撃対象には、国防省の入口ゲートや大統領府周辺も含まれているため、ダマスカス中心部にまで及んだことが明らか。pic.twitter.com/DiNfB9lq35
— ヴィズマーラ恵子🇮🇹 (@vismoglie) July 16, 2025
pic.twitter.com/pAP8zO5bZz イスラエルによるシリア・ダマスカスへの攻撃の瞬間
— スルメ・デ・ラ・ロチャ (@surumelock) July 16, 2025
空爆により、少なくとも3人が死亡し、30人以上が負傷したと報じられています。また、13日以降の衝突では300人を超える死者が確認されています。イスラエル政府は、シャラア暫定大統領の政権を「ジハード主義者の偽装」と非難し、南部への軍展開は容認できないとの立場を示しています。
イスラエル、シリア首都を空爆 軍本部や大統領官邸付近 緊張高まる LxDX9NNm8
イスラエル軍は16日、シリアの首都ダマスカス中心部にある暫定政権の軍の本部や、大統領官邸の付近などを空爆したと発表した。シリア国営通信によると、空爆によって市民3人が死亡し、34人が負傷。
— 朝日新聞国際報道部 (@asahi_kokusai) July 17, 2025