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運転中、そして降車時の突風対策

運転中、そして降車時の突風対策

台風接近!突風にあおられる事故に注意…風が強い日の運転で気をつけるべきことは?対策もチェック
(画像=『MOBY』より 引用)

次に、運転中に突風に見舞われた場合、どのように対処すべきなのでしょうか。カー用品店の災害対策用品の販売担当者に話を聞きました。

  1. 速度を十分に落とす

    「車の速度が速くなればなるほど、風の影響を受け安定性を失います。そのため、速度を十分に落とす必要があるでしょう。ただし、他の車の迷惑になるほどの低速ではかえって危険です。必ず後続車の有無を確認し、状況に応じた減速を試みてください。」

  2. ハンドルの微調整で車体を安定させる

    「車が突風で右に振られるようであれば、ハンドルをほんの少し左に切ります。大きく切ってしまうとふらついたり、車線を逸脱してしまったりと危険性が高まります。少しだけハンドルを握っている左手に力を入れるようにすることがコツです。ハンドルの微調整によって車体を安定させるには慣れが必要なため、難しいと感じた場合は、無理せず速度を落として対応してください。」

  3. 降車時の「ドアパンチ」に注意

    「車から降りる際も突風には注意が必要です。車から降りる際、突風にあおられて転倒したり、ドアが本来開く幅を超えて開いてしまい、接続部分が破損するトラブルが発生することがあります。」

    風が強いときに車から降りる場合は、以下の点を意識しましょう。

    車内のドアハンドルをしっかりとつかみ、ゆっくりと開ける。ドアハンドルは、ドアを開くためにつかむのではなく、急にドアが開くのを抑えるためにつかみます。
    開くドア以外の窓やドアが閉まっているか確認する。他の窓やドアが開いていると、風の通り道ができてしまい、より風の影響を受けます。複数人で乗車している場合は、ひとりずつ降車するようにすれば、風の影響を少なくできます。
    突風がいつどこで起きるのかを正確に把握することは難しい場合がほとんどです。しかし、吹き流しや気象情報などをチェックすれば、ある程度は予測できます。事前に気象情報を確認してから運転するように心がけてください。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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