なんとか手が届きそうな場所まで引き上げると、離れたところから見ていたルアーマンがヘルプに来てくれた。割れ目が狭いのですくえないが、魚のうしろにネットを差し出してもらい、寄せ波に乗せて魚をネットに押し込んだ。無事ゲットした獲物は、70.1cmで3.55kg。

南伊豆沖磯のルアー釣りで70cmヒラスズキを手中【静岡】エサで良型ソイ&カサゴもキャッチルアーでヒラスズキをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・大熊規男)

良型のソイとカサゴを手中

この1尾で私は満足して狙いを根魚に変更。ルアーの代わりに、5号のナス型オモリ、ハリス10cmに9号のグレバリ仕掛けをセット。エサは1パックだけ持ってきたキビナゴを使用。

釣り座は島の後方に移動。投げると根掛かりすると思い、磯際へ仕掛けを落とす。すると、すぐにアタって20cm級カサゴ。

次の投入でもヒット、同魚が釣れたあとアタリは続き、バラシもあったが5、6尾をキャッチ。さらに、一段と強い引きで27cm。31cmソイも釣ることができた。

南伊豆沖磯のルアー釣りで70cmヒラスズキを手中【静岡】エサで良型ソイ&カサゴもキャッチカサゴは良型揃い(提供:週刊つりニュース関東版APC・大熊規男)

エサが切れて終了

しばらくするとアタリは止まり、エサがなくなったので終了。戻る途中、水たまりに活かしておいたヒラスズキを見ると死にそうなので撤収することにして船長に連絡。

短時間の釣りだったが、暑さを考えると早上がりしてよかったと思う。帰宅してから魚を処理でき、道具を洗うことができた。

 

 

<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年7月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。