お昼で帰る人もいるので、川側の最下流部が空いたため、移動することにした。上の池に比べて少し規模が広い下の池の水色はステインに近く、浮いているマスと中層に定位しているマスが半々程度。放流までの時間を、上池同様にマイクロスプーンで狙っていく。
午前の放流残りが付いている可能性も考えて、KID0.8gで活性のある個体を探していく。膨張系のオレンジや黄色ベースのカラーで攻めてみるが、今ひとつヒットには至らない。次の一手を考えているうちに、放流の軽トラがやって来た。
放流魚はパワフル
私の位置はちょうど放流口からの正面で、2g前後のスプーンであればフルキャストすれば何とか届く範囲である。今回はティモンのロミー2.4gの放流オレ金をセットしてフルキャスト。いいサイズがヒット! しかし中央部にある石に走られて、あえなくラインブレイク。予備のロミーに交換して、何とか4匹ほど取ることができた。
落ち着いたタイミングでミノーを投入してセカンドの個体を狙うが、千早川の特徴なのか、水温が高くなってくると少し反応が鈍くなる傾向にある。イーグルプレーヤー50GJ/slimやスティルなどで攻めてみるが、ミノーを見たら逃げる魚がいるほどプレッシャーがかかっていた。
2回目の放流でアマゴ手中
14:30頃、幸せを運ぶ軽トラこと「放流車」がやって来た。切れたロミーの代わりにグラビティ1.65gをセットした。先ほどの釣れ方から、放流のマスにはスライド系のスプーンが効きそうな感じがしたためだ。
放流が終わり、対岸に向かってフルキャスト。グラビティのカラーはもちろん放流用の炎ファーストだ。カウントを入れて巻くと、早速ヒット! しかし、釣れた魚がローリングしている!? スレ掛かりか? などと思いネットに入れると……なんとヒレピンのアマゴだ。まさかのイロモノにテンションが上がってしまった。
