一方、立憲民主党は岩手、長野、三重などの1人区で優勢に立ち、改選前と同程度の議席を維持する勢いです。国民民主党は勢いを保ち、「改選16以上」という目標を視野に入れて躍進しています。

参政党は東京や埼玉、愛知などで優位に立ち、比例でも票を伸ばし、10議席超の獲得が現実味を帯びています。法案提出に必要な「10人以上」も見えてきました。

一方、日本維新の会とれいわ新選組は伸び悩み、共産党は改選7議席を下回る可能性があります。日本保守党は比例で数議席、社民党は1議席の確保を目指しています。

なお、どの調査でも選挙区で約4割、比例で3割程度の有権者が投票先を決めておらず、情勢は流動的です。投票率の動向や無党派層の動きによって、結果が大きく変わる可能性が残されています。