7月20日投開票の参院選について、主要新聞各社は終盤情勢の調査を実施し、与党の自民・公明両党が厳しい戦いを強いられていることが明らかになりました。自民党は選挙区・比例ともに支持を伸ばせず、30議席台にとどまる見込みで、公明党を加えても非改選分を含む過半数125議席の維持が困難な状況です。
参政旋風:自公の過半数厳しく…参院選終盤情勢(読売)CwgXfv①自民は全選挙区に候補者を立てた参政党に保守票を奪われている面も。②自民が過去最低だった1989年(宇野内閣)の36議席を割り込む可能性も。――89年宇野内閣、98年橋本内閣、07年第1次安倍内閣……25年石破内閣。
— 滝田洋一(Yoichi TAKITA) (@takitanufs) July 15, 2025
1人区32選挙区のうち、自民が優勢とされるのは石川、福井、鳥取・島根、山口などに限られ、かつて優勢だった選挙区でも接戦に転じています。

石破首相インスタグラムより
複数区では議席確保が見込まれる一方、大阪などで参政党の影響もあり苦戦しています。1989年の過去最低議席(36)を下回る可能性も指摘されています。
自民・青山繁晴氏「自公で30台」参院選与党大敗を予測 「首相と閣僚が回るたびに減る」J
石破茂首相(自民総裁)が目標としている非改選を含む参院過半数(125)を維持するために必要な50を大きく割り込む数字で、青山氏は危機感をあらわにした。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 15, 2025
公明党は比例と合わせて9〜10議席にとどまる見通しで、擁立した選挙区では当落線上の争いが続いています。
自公大幅減で過半数微妙、国民と参政が躍進 参議院選挙・終盤情勢IQvovuaIyx ①自民は議席獲得が有力や優勢は3〜4日の序盤情勢の50弱から40を少し上回る程度に減った。 ②公明は10議席に届かない可能性も。 ――参院過半数には今回50議席以上が必要。 pic.twitter.com/ozX3e0cDoW
— 滝田洋一(Yoichi TAKITA) (@takitanufs) July 15, 2025