ヘイゼル氏は、「必ずしも3時間を達成できなくてもいい。できる範囲でいいから、犬と意味ある時間を持つことが大切」と語ります。
ときにはスマホを置き、目の前の愛犬としっかり向き合う時間を持つ。
それが、犬にとっては何よりの幸せなのです。
このように、ACTの草案は賛否を含みながらも、犬の福祉について私たちが深く考えるきっかけを与えています。
私たちは、「自分は愛犬の気持ちを、本当に理解しているのだろうか?」と考え続ける必要があるのかもしれません。
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参考文献
The ACT wants dog owners to spend 3 hours a day with their pet. But quality, not quantity, matters most
https://theconversation.com/the-act-wants-dog-owners-to-spend-3-hours-a-day-with-their-pet-but-quality-not-quantity-matters-most-260694
This project is open for feedback
https://yoursayconversations.act.gov.au/welfare-dogs-act
ライター
矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。
編集者
ナゾロジー 編集部