2023シーズンに長崎でプレー経験があり、その年は13試合出場3ゴール2アシストを記録している。今シーズンは川崎で10試合出場2ゴールをマークしているが、全て途中出場によるものであり、出場機会に飢えていると予想される。今度は完全移籍での獲得に本腰を入れてくる可能性もありそうだ。

山本龍平(松本山雅)
松本山雅の左サイドを活性化させるDF山本龍平。2019年に松本でプロキャリアをスタートさせると、その後は山形やAC長野パルセイロへ期限付き移籍し、2022シーズンから松本に復帰している。期限付き移籍によって著しく成長を遂げた山本は松本での出場時間を年々増加させており、2023シーズンはJ3リーグで22試合出場2ゴール1アシスト、昨2024シーズンは31試合出場2ゴール5アシストを記録し、充実したキャリアを築いている。
松本では主に左WBとして起用され、90分間上下動できるスタミナと献身性に加え、左足から繰り出される正確なクロスも魅力だ。山本の獲得が実現した場合、長崎の左WBを担ってくれそうだ。

鈴木徳真(ガンバ大阪)
徳島ヴォルティスやセレッソ大阪を経て、2024シーズンからガンバ大阪でプレーしているMF鈴木徳真。守備ではポジショニングとインターセプトに優れ、攻撃では一発で局面を変えるパスセンスも持ち合わせる万能型ボランチである。また、常に相手が嫌がる場所に顔を出すポジショニングからは、頭の良さも窺える。
今シーズンはここまでJ1リーグで21試合に出場しているが、直近はMF安部柊人やMFネタ・ラヴィを前にベンチスタートが続いている。中盤の守備強度に悩まされる長崎としては、是非とも狙っていきたいところ。
