ソリオと比べるのならシエンタの本命は2列シート仕様

トヨタ シエンタ 3代目 10系
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

現行のトヨタ シエンタ(10系)は、全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmで、最小回転半径は5.0mに収まっています。 ソリオには譲るものの、駐車場や道路事情が許すのであれば、サイズが大きいぶん居住性や積載性のアドバンテージがあります。 3列シートがメインですが、今回は2列シートのみのソシオとの比較ですので、2列シート仕様に焦点を当てていきます。

トヨタ シエンタ 5人乗り 2022
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

シエンタの2列シート仕様の美点は、後席の足元空間とラゲッジの広さ。通常時でも840mm、後席前倒し時には2,045mmの荷室長を確保できます。 パワートレインには1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドを用意していて、2列シート仕様のハイブリッド車は28.8km/LのWLTCモード燃費を実現しています。 駆動方式は、ガソリンは2WD(FF)のみ、ハイブリッドは2WDと4WDを用意します。

ダイハツ トール、ホンダ フリードとも比べたい

スズキ ソリオ バンディット 2025 改良モデル
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

2025年7月現在で狙うのなら、先進安全装備などを考えても現行型の最新モデルがベストチョイスです。中古市場で物件数は、ソリオ、シエンタともに大差はありません。 ソリオ/ソリオバンディットを指名買いするべき人は、駐車場のサイズに制約があったり、自宅周辺の道路が狭いなど問題をかかえる方。ライバルのダイハツ トール/トヨタ ルーミーとともに、コンパクトハイトワゴンではベストチョイスになります。 プレスリリースには記載されていないものの、先進安全装備の強化はもちろん、ハンドリングも磨きあげたことなどを考えても予算が許せば、2025年に実施された一部改良後モデルを選ぶのがベストといえるでしょう。 いっぽうのシエンタは、そこまで駐車場や道路が狭くなく、居住性、積載性の高さを享受したい層におすすめです。 今回は2列シート仕様にスポットライトを当てましたが、3列シート仕様を選べば最大7人までの乗車が可能。サードシートは大人には窮屈ですが、非常席、子ども用と割り切れば実用になります。 3列目シートを選ぶ際は、ホンダ フリードも選択肢にあげたいところです。