1番の金子さんは釣り座の利を活かし、前方へ遠投して広範囲に探る。そして竿を小刻みに振るわせるアクションで誘う。
左舷トモ2番では「普段はこの宿のアマダイに通い、夏のシーズンにはキス釣りも楽しんでいる」と言う土橋巧さん(戸塚区)。メゴチが釣れれば泳がせもと、一荷を含めてこちらも好調。

親子も初挑戦で笑顔
その隣の大ドモで遠投しているのは、「この宿の雰囲気が大好きで通っています」と話す松島秀則さん(伊勢原市)。全長1.2m、ハリス0.8号のハリ7号で一荷も交じり数を伸ばす。

右舷胴の間では、船釣り自体初めてという吉川さん親子がレンタルタックルで奮釣。晴貴くん(7歳)の置き竿にアタリ。すかさず懸命に巻き上げるとキスのダブルに満面の笑み。仲乗りもフォローして対応してくれる。

本命シロギス平均20尾と好調
左舷胴の間は会社仲間3人で、同宿へはLT五目などで乗船。3回目の今回は初めてのキス釣りで、船長にレクチャーを受けて芹田健吾さん(北本市)に本命。
船長は海藻が多く掛かっている状況を見て西側へ大きく移動。水深10mで再開。ここでもほどなく船中のあちらこちらでアタる。
左舷ミヨシ2番の大沢一将さん(藤沢市)に良型、隣の仲間・松崎義典さん(目黒区)も魚信を楽しんでいる。

同舷ミヨシには「シーズンになるとキスの天ぷらが食べたくてこの宿に通っている」と言う浅場勝美さん(平塚市)。ベイトタックルで遠投して数を伸ばした。
右舷トモ2番の紅一点の清水裕美さん(川崎市)に良型。その隣の友田弘仁さん(海老名市)はダブルを連発で気を吐く。
