やがて4.5mの磯ザオを使う妻と5.3mの磯ザオを使う父で釣果に大きな差が出始めた。長ザオの父は毎投ほぼ確実にイワシを釣り上げている。

対してすぐ隣の妻はイワシも釣れるがセイゴ交じりで、釣れるスピードもそこそこ。仕掛けも原因かと考えたが、それなりに釣れているので良しとしよう。

サバも交じり爆釣
さらに時間が経過してアミエビがしっかり効いてからは2人とも釣り上げるペースが加速。イワシを中心にセイゴやアジ、サッパが数匹交じる大爆釣だ。とりわけサオを大きく曲げてくれたのがまれにヒットする20cm超えのサバ。このサイズになると引き味も相当強く、しっかり曲がるサオの釣りを満喫していた。

碧南と言えばサッパのイメージが強いが、なぜかサッパはほとんど釣れない日で、代わりにイワシが大漁。3ケタを超えるイワシを釣り上げた。
足元にサビキを落として誘いを繰り返すだけというサビキ釣り。ファミリーフィッシングの代表格とも言える釣りだ。食べておいしい魚がサビキでたくさん釣れる季節になってきた。道具を持っていなくても安価なもので十分楽しめるので、ぜひ挑戦してほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>