「自然体でいいじゃん」という価値観の変化

(画像=『FUNDO』より引用)
ここ数年で大きく変わったのが、“清潔さ”や“羞恥”に対する考え方。 ありのままの自分を受け入れよう、という自己肯定感ブームの影響で、 「音でごまかす必要なんてある?」という考えが広がっています。
また、“性別に関係なくトイレは誰でも行くもの”という当たり前の事実に目を向ける人が増え、 「恥ずかしさ」よりも「自然さ」や「多様性」が尊重される時代になったのも大きな理由のひとつです。
さらに加速させたのは「音姫離れの社会現象」 実は、2020年以降のコロナ禍も、「音姫を使わない派」を後押ししました。
“非接触志向”で使わなくなった人も多数
感染予防のため、「トイレのボタンに触りたくない」という意識が一気に高まり、 ボタン式音姫を敬遠する人が増加。
また、最新のトイレでは自動洗浄や静音設計が進んでおり、そもそも音姫の必要性自体が薄れてきているという事実もあります。
実際どうなの?みんなのリアルな声 実際にX(旧Twitter)やYouTube、各種アンケートなどでは、こんな本音が見られます。
「最近は音姫使ってないな…誰も気にしてないし」
「音姫って逆に“何かしてる感”が出ちゃう気がして」
「昔は音姫連打してたけど、今はもうどうでもいい」
さらに最近では、「音姫を使ってる=時代遅れ?」という印象を持つ若者もいるとのこと…。
それでも「音姫は必要!」という声も

(画像=『FUNDO』より引用)
一方で、「音姫は絶対必要」という意見も根強く存在します。
「やっぱり音で隠したい」
「静かなトイレは落ち着かない」
「自分の音だけが響くのはツラい」
たとえば職場や図書館など、“静寂”が基本の空間では、音姫がありがたいという人も多いでしょう。 要するに、“使うかどうか”はその人の感覚やシチュエーション次第ということですね。