ハンドドリップ派としては正直、“全自動”のポテンシャルに半信半疑でした。

でも、豆から挽いてミルクフォームまで一気にやってくれるというなら、一度は体験してみたい。そう思って今回お借りしてみたのが、 De’Longhi(デロンギ)の「マグニフィカ スタート」。

あまりにも スマートに一杯が仕上がる からこそ感じた驚きと、使ってみて気づいたちょっとした発見。その両方を、正直にレビューしてみたいと思います。

画像をもっと見る

全自動での抽出は、やっぱり頼れる!

マシンの全貌は、想像以上に 簡潔で素人でも理解しやすい。 作業工程は、豆と水とミルクをセットしてボタンを押すだけ、とこちらもシンプルです。

コーヒーメニューは、カフェ・ジャポーネ(日本人好みのレギュラーコーヒー)、エスプレッソ、カプチーノの3種類 。忙しい平日の朝でも、手軽に一杯が淹れられるのはありがたい。

(画像=『Sirabee』より引用)

夏の朝のお気に入りは、エスプレッソをダブルで抽出して氷水に注いだアイスアメリカーノ。普段は水出しコーヒーを仕込んでおくのがルーティンでしたが、「マグニフィカスタート」があればその仕込みさえ不要なので助かってます。

ボタンひとつで朝から美味しいアイスコーヒーを飲めます。

(画像=『Sirabee』より引用)

今回の新モデルには、 デロンギ独自の「ラテクレマ」という自動ミルク泡立て技術が搭載 されているのがポイント。

レギュラーコーヒーやエスプレッソだけでなく、カプチーノもボタンひとつで完成。ミルクとエスプレッソが同時に抽出される仕組みには、思わず「すご…」と声が出ました。

(画像=『Sirabee』より引用)

気になる ミルクフォームの出来栄えは噂通りのふわっふわ。 ボタンひとつでできたものとは思えません。

ミルクを最も甘く感じられる温度にしてくれるそうで、 確かにミルクの甘みが増している ように感じます。自分で作ろうと思ったらかなり練習が必要なクオリティですよ、これは。