6月22日に昼食後各2時間程、上げ潮回りに紀ノ川河口の右岸及び左岸で狙ってみたところ、魚信はまだあまり多くは無いものの、ハゼは11匹と2ケタを達成。特に右岸(南海電車鉄橋上流側)では、2年魚と思われる18cmのハゼも飛び出した。左岸の方では小型が主体だった。

「夏ハゼが好スタート!」ミャク釣りで18cm級マハゼと対面成功【紀ノ川河口】18cmを頭にキャッチしたハゼ(提供:TSURINEWSライター・牧野博)

今後の見通し

ハゼは1年魚で成長が早い、今、主体になっているのは7~8cm位の小型であるが、これから一潮ごとにエサを食べて成長する。夏休み前後には10cm前後に育ち、ミャク釣りでも十分に楽しめるようになると思う。

タックルの工夫

これから暑い時期の釣りになる。移動を繰り返しながら釣るのであれば、道具はできるだけコンパクトにまとめた方が楽である。私は延べ竿でミャク釣りをする場合、チチワから小型天秤までひとつながりになった仕掛けを自作し、道糸の空スプールに巻いて持参する。

これで現場での仕掛けのセットはかなり楽になった。ハリは、ハリ数10~12本程度の連続仕掛けを作り、これを仕掛け巻きに巻いて持参し、1~2本に切って天秤のハリス止めに止めるだけ。

現場で軽快に動けるようにするため、クーラーの代わりに軽量のクリールを使用、サイドポケットに仕掛けや連続仕掛けを収納し、中には水分補給も兼ねてお茶やスポーツドリンクの凍結ペットボトルを2~3本入れる。

このようなタックルの簡素化により、クリール1個、竿1本で釣行できるようになった。クリールは軽いので、ミャク釣りであれば肩にかけたまま竿を扱うことも可能、ポイントの移動が非常に楽になった。

「夏ハゼが好スタート!」ミャク釣りで18cm級マハゼと対面成功【紀ノ川河口】タックル例(提供:TSURINEWSライター・牧野博)

 

<牧野博/TSURINEWSライター>