5月下旬、三重県南部。リアス海岸が描き出す美しい入り組んだ海岸線をたどりながら、アジングポイントを探して旅に出ました。今回は南伊勢から尾鷲にかけて、いくつか気になっていた漁港を実釣チェック。潮と風が刻一刻と変わる中、海に潜むアジの気配を感じながら、癒やしと調査を兼ねた釣行を楽しんできました。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター刀根秀行)
三重南部へ向かう
名古屋港や三重北部では近頃アジングが少し難しく感じられる中、6月には三重で34開催のアジングカップも控えているということもあり、しばらく足が遠のいていた南部エリアへ。過去この時期調子が良かった場所を含めて見ておきたいと思い、実釣調査を兼ねて南下しました。
今回は自作3.4ftアジング竿にソアレxr500をセットし、ラインはピンキー0.25号+リーダーは状況で0.6~1号を使い分け。ジグヘッドは0.4~0.8gのこまめちゃん、そして1~1.8gのBKヘッドを準備し、各所で探っていきます。
南伊勢から熊野へ向かう
天候は一時雨の予報でしたが、実際には曇り空で風はまぁ場所によっては予想以上に暴風で、良い条件とは言えないコンディション。南伊勢が着いた時間が早すぎたのと風で釣りにならない不発ぽい雰囲気もあり、止むか分からない風を待つのも勿体ないので一気に熊野方面に南下。鬼ヶ城~尾鷲間は風もかなり少なく釣りはしやすそうで5~30分ごとに小移動しながら反応を見ます。

ジグヘッドの適正な重さは、風が強めの所でも全体的には0.6g程度の軽めが反応良好。1ヶ所だけ1.3gで釣れたポイントもありました。サイズは平均13~15cm前後といったところ。最大は極々良いのが混ざって21弱位。全体的に難易度は風のせいもあり高めで、簡単ではないのですが上の方を探ると反応が返ってくる事がたまにある印象でアタリ=ヒットでした。