③ 岐阜県・富加町の幽霊団地事件

岐阜県加茂郡富加町のとある団地では、2000年代初頭に住民から「夜な夜な階段を駆け上がる音がする」「部屋の電気が勝手につく」といった証言が相次ぎ、新聞やテレビでも報道されました。
自治体も調査に乗り出しましたが、原因は不明。
霊能者を招いてのお祓いも行われましたが効果は限定的で、住民の転出が続き、最終的には団地の一部が取り壊されました。
現在も、ネット上では「廃団地の怪談」として語り継がれています。
④ 茨城県・虚舟(うつろぶね)事件

1803年、茨城県の海岸(当時の常陸国)に漂着した“虚舟”と呼ばれる謎の船と、その中にいた異国の女性の記録が、日本の史料『兎園小説』や『梅翁随筆』などに残されています。
舟は丸型で、鉄やガラスのような未知の素材で作られ、文字が刻まれていたと言われています。
女性は話しかけても全く通じない言語を話し、手に何かを大切そうに抱えていたとか。
これが古代のUFO遭遇記録なのではないかとする説もあり、現代でも“日本最古の宇宙人遭遇事件”として紹介されることがあります。
⑤ 北海道・岩見沢の「阿菊人形」

北海道岩見沢市の寺院に保管されている「阿菊人形」は、死別した少女の形見として供養されたもの。
その後、なぜか髪の毛が伸び続けるという現象が観測され、現在もその様子が確認できると言われています。
人形の髪は専門機関によって人間のものと同定され、切ってもまた伸びるとの証言も。
これは「生者の想念が人形に宿った」事例として心霊研究者の間で知られ、テレビ番組でもたびたび特集されました。