伊勢湾奥の霞ヶ浦ふ頭でアナゴの数釣りが楽しめる好機が到来。5月初旬の実釣では30cm級を中心に連続ヒットし、名古屋港西部でも好釣果を記録。外道に悩まされながらも、粘りの釣りで8匹・9匹と連日好調。今年はアタリ年の予感漂うアナゴ釣りを、夕涼みがてら狙ってみてはいかがだろう。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
霞ヶ浦ふ頭でアナゴ釣り
もう初夏だというのになかなか状況が上向かない今年の伊勢湾奥。5月上旬の時点でアジはまだ戻らず、メバルも姿を見せない。釣れるのはシーバスとクロダイ、カサゴくらいで、そのせいか普段なら常連たちでにぎわうふ頭周りも静かだ。
そんな折、仲間からアナゴの情報が入った。昨シーズンの四日市は例年にないほどの不調で、今シーズンの状況が気になっていたところ。そこで5月6日の夜、三重県四日市の霞ケ浦ふ頭に足を運んでみた。
辺りが暗くなる午後7時ごろから、チョイ投げ2本と足元1本の3本ザオでアタリを待つ。様子見ということもあり、エサは定番のアオイソメを使用。
早速足元のサオに反応があったが、巻き上げると小型のカサゴ。その後はしばらくアタリのない時間が続く。

ゲストが続々ヒット
エサをチェックするためチョイ投げ仕掛けを回収すると妙に重い。ハリに掛かっていたのはウミウシの仲間のウミフクロウだ。

続けて足元の仕掛けを回収すると、両テンビンに2匹のウミフクロウ。さらにはチョイ投げでハゼやヒガンフグと外道ばかりが続く。

30cm級アナゴをキャッチ
ここまで本命らしいアタリは皆無。やはり今年もハズレ年なのか。そう思ったとき、サオ先をたたくようなアタリとともにイトが引き出された。