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— 自民党広報 (@jimin_koho) July 5, 2025
日本政府は、難民条約という国際ルールを守って、クルド人を難民認定して下さい。
石破首相はクルド人が多く集まる埼玉県川口市での街頭演説で、「外国の方々に色々な役割を果たしてもらうことが大事だ。日本の習慣を身につけ、ルールを守ってもらう」と訴えた。(読売新聞)HzWWvfFqf
— クルド人難民Мさんを支援する会 (@kurd_m_san) July 8, 2025
こうした姿勢に対しては、党内外から批判的な見解が相次いでいます。国際政治学者の細谷雄一氏は、石破氏の発言が外交交渉を損なう可能性があるとし、慎重な言葉選びの重要性を指摘しています。
外交は、交渉現場では厳しい態度で臨み、それ以外の場では相手への敬意や礼儀を示すべきだと考えます。相手のいない場で選挙中に激しい言葉を用いては、交渉をより困難にします。◼︎首相「なめられてたまるか」 対米関税交渉で強調(共同通信)#Yahooニュース JvPmw8dm8n
— Yuichi Hosoya 細谷雄一 (@Yuichi_Hosoya) July 9, 2025
また、甘利明元経済再生担当相も、日本政府の関税交渉における戦略について懸念を示し、苦言を呈しています。
赤澤大臣は頑張ってますが、①決めるのはトランプ大統領。三閣僚ではない②トランプ氏主張の「不公平」を解く③大事なのは「俺だから出来た感」④伝えるべきは「敵か味方か」⑤それぞれを2分以内に説明出来る論理を。
— 甘利 明 (@Akira_Amari) July 9, 2025
石破首相の発言は、参院選を前にした保守層へのアピールと、トランプ政権への牽制の両面を持ち合わせていますが、外交の場での発言としては慎重さを欠くとの指摘もあります。今後の関税交渉の行方と、参政党の台頭による自民党の政策変化が、選挙戦の重要な焦点となりそうです。

実は関税交渉をぶっ壊したい? Imagesbybarbara/iStock