年間の維持費はほぼ同じ

ホンダ ヴェゼル
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

燃費は、ヤリスクロスのガソリン車が17.1〜19.8km/L、ハイブリッド車は26.0〜30.8km/L(WLTCモード)。 ヴェゼルは初代のガソリン車19.0〜20.8km/L、ハイブリッド車は21.6〜26.0km/L(JC08モード)。2代目は、ガソリン車が15.6〜17.0km/L、ハイブリッド車は22.0〜25.0km/L(WLTCモード)です。 初代ヴェゼルの燃費がJC08モードで計測されていることを考慮しても、ガソリン代はヤリスクロスのほうが安くなります。 車両重量は、ヤリスクロスが1,110kg〜1,270kg、初代ヴェゼルは1,180kg〜1,390kg(2代目は1,250kg〜1,450kg)となっており、重量税はどちらも年間1万2300円。 自動車税は、ヤリスクロスがガソリンエンジン、ハイブリッドとも1,490cc、ヴェゼルは初代、2代目ともに1,496ccで、こちらも同じ排気量区分(1,000cc超〜1,500cc以下)で年額3万500円です。 ただし、新車登録から13年が経過すると重量税、自動車税ともに税額が上がりますから、初代ヴェゼルを検討している方は登録年式に注意しましょう。

室内はセンタータンクレイアウトのヴェゼルに軍配

トヨタ ヤリスクロス
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

室内寸法は、ヤリスクロスが室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,205mmで、ラゲッジ容量は390L。 ヤリスクロスのインテリアデザインは、アウトドアや普段使いに必要なものが整然と使いやすく装備されいるのが特徴。 ブラック基調で、Zグレードにカーキ×ブラックを用意するほか、Z Adventureは専用のブラウン×ブラック(2024年の改良後はサドルタン)になります。 シートヒーターとステアリングヒーターは、Z以上のグレードに標準装備。寒冷地やウインタースポーツなどに使用する機会が多いオーナーにおすすめです。

ホンダ ヴェゼル 初代(RU) 2018MC
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

いっぽう初代ヴェゼルは、室内長1,930mm×室内幅1,485mm×室内高1,265mmで、ラゲッジ容量は393L(11Lのラゲッジルームアンダーボックスを含まず)。 インテリアは、運転席と助手席を仕切るセンターコンソールと運転席側に傾いたセンターパネルによってパーソナル感を演出しています。 ヤリスクロスに比べて85mmも長く、60mmも高い室内寸法は、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトの恩恵。 リアシートは上級セダンを同等の座面長を確保したうえで、ミニバン並のひざまわり空間を実現するなど、サイズ感をうわ回る高い居住性を実現しています。 また細かいところでは、インストルメントパネルをはじめ、コンソール側面、アームレストなどにステッチライン入りのソフトパッドを採用したり、ドア上部にクッション層入り表皮をしつらえるなど、上質で快適な空間となっていることもポイントです。