■ 後期高齢者医療制度の「不都合な真実」
あまり知られていませんが、後期高齢者医療制度の財源の約4割は、現役世代からの「支援金」で賄われています。つまり、皆さんの給与から天引きされる健康保険料の相当部分が、高齢者医療に回されているのです。
この支援金は年々増加し、現役世代の負担は限界に達しています。年収350万円の方なら年間約50万円も社会保険料を払い、そのかなりの部分が高齢者医療に消えていく。
この構造を変えなければ、若い世代はますます疲弊し、結婚も子育ても諦めざるを得なくなります。
■ 既得権益との戦いは避けて通れない
この改革に対して、医師会や高齢者の皆さまから猛反発があることも承知しています。しかし、誰かが声を上げなければ、この国の未来はありません。
私は2013年、人生初めて出た東京都議会議員選挙のときから、一貫して「世代間格差の是正」を訴えてきました。都議、国会議員と立場は変わっても、この問題意識は変わりません。批判を恐れず、既得権益と戦い、本当に必要な改革を進める──それが政治家の使命だと信じています。
■ 今こそ、変革の一票を
7月20日の投票日まで、あと2週間あまり。
「高齢者も原則3割負担」──この政策は、社会保険料を下げる改革の第一歩に過ぎません。しかし、この一歩を踏み出せなければ、8つの改革すべてが絵に描いた餅になってしまいます。
若い世代の皆さん、子育て世代の皆さん、そして改革を望むすべての有権者の皆さん。
おときた駿に、改革を実現するチャンスをください。
東京選挙区から、日本の社会保障を変える戦いを始めます。皆さまの一票が、この国の未来を変える力になります。
どうか7月20日は、投票所へ足をお運びください。お忙しい方は、既に始まっている期日前投票を。
東京都民の皆さまは、一枚目におときた駿、二枚目にやながせ裕文とお書きください。
共に、新しい日本を作りましょう!

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