2025年6月時点で、全国の水道管の約2割、約17.6万キロが法定耐用年数である40年を超えており、老朽化が深刻な社会問題となっています。これらの多くは、昭和30〜40年代の高度経済成長期に整備されたものです。しかし、水道管の更新率は年間わずか約0.65%にとどまり、このままのペースではすべての水道管を交換するのに130年以上かかるとされています。

参照:水道管の老朽化問題が全国で深刻化!自治体の課題と対応策を解説 ジチタイワークス

大阪市水道局は、漏水による事故を防ぐため「更新」と「日常管理」を組み合わせ、しっかりと維持管理を行っていますが、対応には限界があるようです。