参議院議員選挙について、現時点でどの党や候補者に投票すべきか、私の期待を書く。Facebookに載せたところ、バランスがいいと好評だったので、加筆して転載する。ただし、これは支持するということではまったくない。
基準は、現在の勢力より伸びてほしい政党はどこか、同じ党でもどの人には少し肩入れすべきかという話である(投票日前に、結果予想を前提にした別バージョンを出すつもりだ)。
私は、現有議席に比べてということで言えば、自民、公明、維新、国民、社民、参政に増えてほしい。減ってほしいのは立憲、共産、れいわ、保守(今はゼロだが)である。
現状において、自公連立で過半数を確保することより好ましい政治体制はない。ぜひ、改選過半数を確保してほしいところである。
3年前の参議院選挙では、安倍首相襲撃事件の影響で自公は大勝した。そのため、次回は後退必至である。このため今回、過半数ぎりぎりだと次回はねじれ国会が予想される。
自民に反省を求めたいことは多いが、それなら公明に投票すべきだ。自民の困った問題は、政権内で公明の比重が高まればかなり解決する。

斎藤代表 公明党HPより
維新は迷走しているが、大きな改革をするためには、その一翼を担ってほしい勢力である。大阪では少しお灸を据えたいが、少なくとも大阪以外では現状より伸びることを期待する。
国民については、現議席よりは増えてほしいし、立憲に対しては勝ってほしい。ただし、財政規律無視のポピュリスト的政策を掲げたのには失望しており、以前ほど期待できないので、ほどほどでいい。社民は共産党に代わる健全な社会主義政党として再生してほしいと常に希望を失っていない。英国、スペイン、オーストラリアでは政権をとり、フランスやドイツでも形はさまざまだが政権参加している穏健社会主義政党があるのに対し、共産党が強いというのは異様な状況だ。

国民・玉木雄一郎代表Xより
参政党には賛成しがたい政策もあるが、もっともな提言もあり、れいわのような、国の根本的な路線におけるあり方を危うくする政党を食ってほしいところだ。どうせポピュリスト的な意見の人もいるし、それを国会で代弁する人がいるほうが、国政への信頼のためにもいいことだ。

参政党・吉川りな衆院議員Xより