「置き配の標準化」が世間を賑わせている昨今。確かに置き配は便利だが、置き配ゆえのデメリットが存在することを忘れてはならない。

現在X上では、そんな置き配のデメリットにして「盲点」とも呼ぶべきアクシデントが話題となっているのだ。

■Amazonからの置き配、発見場所に驚き…

今回注目したいのは、様々なモノづくりをしているXユーザー・紺野徹也さんが投稿したポスト。

その本文は思わず目を疑う内容で、「Amazonの置き配の荷物、宅配済みなのに見つからず、もしやと思ってお隣さんのガスメーターボックスを確認させてもらったらそこに居た」というもの。

さらに、「ついでに1年以上前に未配で届かなかった荷物も化石化して発見された。お前そこにいたのか…」と、さらなる衝撃の事実が上乗せされていたのだった。

■「だから置き配には反対」

驚きはこれだけではない。続くポストによると、後者の荷物は「2022年」に注文した商品と判明。

…つまり、今回注文したAmazonの商品を隣家のガスメーターボックス内から発見したら、ついでに3年前に買った商品も見つかった…というワケである。

こちらのエピソードは人々に多大なる衝撃を与えており、Xユーザーからは「これだから置き配には反対だ」「私も、届かない商品が1点『配達済』になっています」「ガスメーターボックスにも、表札が必要ですね」「これは酷すぎる」といった驚きの声が多数上がっていた。

なお、「ガスメーター点検のとき、何も言われないの?」と疑問に感じたユーザーもいたが、ガス設備の法定点検は「4年に1回以上の実施」と義務付けられている。

そのためタイミングが悪ければ、今回の注文に「4年間気付けなかった」という事態も起こり得ただろう。

■3年間見つからなかった荷物、その中身は…

ポスト投稿主・紺野さんは、日頃からガスメーターボックスへの置き配を利用していたことが判明。

ポスト投稿の経緯については「配達済みの商品が届いておらず、配達完了の写真に違和感があり、隣室ではないかと推測しました」「お隣さまに声をかけて立ち会って頂き、メーターボックスを開けさせて頂いたところ、今回の荷物に加えて年季が入った荷物が同時に発見されました」と、振り返っている。

気になる「年代物の置き配」の正体については、「3Dスキャナーで使用するために購入したデオドラントスプレーです」とのこと。回答時点ではまだ詳しく検品していないが、品物自体に問題は無い模様。

しかし、これがもし食品等を購入していたと思うと…ゾッとする話である。