桟橋横の陰を長竿で狙う。水深は2〜3本。

流れ込み
浅場に突っかけてくる魚を狙う。魚影が確認できるなら狙ってみる価値あり。満水でタチは60〜70cm。釣り台は水路の上に設置。両サイドの階段にも釣り台を置けるが波に注意。
5番右側、6番左側、7番右側
観光船桟橋が近くにあり水面が騒々しいエリア。水深もあるので桟橋陰などに頼らずとも狙いやすい。長竿でタチは3〜4本。なお8番の南側に無料駐車場あり
釣り方とエサについて
長竿の底釣りがメインで、エサは両ダンゴを主軸にグルテンセットや両グルテンと必要に応じてアレンジを加える。釣り方にとくに難しいことはなく、魚がいれば大抵はアタリを出してくれる。また流れが出たらハリスオモリやドボンで止めるといい。

風波対策は必須
問題は風波対策だ。よほど釣況がいい時を除き晴天ベタナギでアタリが出る可能性は低く、天候や湖面が荒れれば荒れるほどアタリが出やすくなる。いわゆるクリアレイク特有の現象だ。
平常時なら朝のモーニングサービスを除き、観光船が動きだす9時以降からアタリが出るのが通例で、その後は夕まづめなら舟の往来に関係なくチャンスが増す。

大波対策としては浮力のあるウキを使う。見やすいトップ、ハリを浮かせないなどの対策が効果的で、これを具体化すると高浮力で目盛が粗く径が太めのPCまたはグラスムクトップとなる。また流れがなくてもドボンにしてしまうのも効果的。ハリは大きからず小さからずの10号前後、ハリスは0.6〜0.8号を標準とする。
エサ配合と使い分けのコツ
波間に揉まれても抜けないようエサもしっかり芯残りするように仕上げて、そのうえでバラケ性や集魚力などを加味する。バラけるだけでエサ持ちが悪いようでは、すぐにハリから抜けてしまい出るアタリも出なくなるのは必然。よってネバリ気と重さがあるエサ、たとえばダンゴの底釣り夏・同冬・ペレ底などをベースに作り、そのうえで必要ならバラケマッハなどで調整するのが通例。