いつも水たまりに浮かんでいるアメンボですが、水面に落ちてきた虫の体液を吸って生きています。
アメンボの口は針のように尖っており、獲物の体に突き刺すと体の中身が溶け出してしまう液を流し込み、溶けた液を吸うのです。
溺れながら体液を吸われるなんて、想像しただけでも恐ろしい……。
身近な生き物の発見
普段何気なく見かける生物も改めて調べてみると、自分の特徴を生かしながら生活しているということがよく分かります。何気ない水たまりにも、小さなハンターの物語があるんですね。
こうしてアメンボについて知ってみると、次にアメンボを見かけたとき、ちょっと目を向けたくなります。雨上がりの町を歩くときは水たまりに注目してみてくださいね。
<ティガ/サカナトライター>