それでもこの車が注目を集めている理由は、マラッツィ氏の卓越した職人技と、突き抜けた発想力にあります。
現在、彼とその小さなチームは、世界で最も狭い車としてギネス世界記録の公式認定を目指して準備を進めています。
もし認定されれば、この激細パンダは文字通り“世界一”の栄誉を手にすることになるでしょう。
この車両の存在は、単なるユニークさや奇抜さを超えて、「再利用の可能性」や「職人技の価値」といった重要なテーマも投げかけています。
解体された車の部品を創造的に再生するという視点は、持続可能な未来のモビリティに向けたヒントを与えてくれるかもしれません。
そして、どんなに入庫が苦手な人でも、このフィアット・パンダなら間違いなくスッと入りますね。
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参考文献
world’s narrowest fiat panda drives around as fully functional, single-seater electric car
https://www.designboom.com/technology/worlds-narrowest-fiat-panda-drives-fully-functional-single-seater-electric-car-06-27-2025/
tutti_pazzi_per_marazzi
https://linktr.ee/tutti_pazzi_per_marazzi
ライター
矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。
編集者
ナゾロジー 編集部