「しかし今さら移動もないですし、ここで頑張るしかないですよね」
ライフ
腕を伸ばして魚体をお迎え(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
2025/07/08
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【出せるのか!?尺半超in河口湖:第4回】
ニゴイ地獄に光明が差す
それまで生命感がなかったウキの動きに変化が現れたのは16時過ぎ。しかし、やはりというかニゴイがアタりはじめ、吉田を困惑させる。
吉田康雄
「ニゴイの引きは初速がすごいので、すぐにわかります。とはいえ、上がってくるまでは、もしかしてって期待しちゃますね」
ブルーギルがこないだけましとも言えるが、ニゴイラッシュはご勘弁願いたいところだ。
もはやニゴイ地獄か。そんな不安がよぎりはじめた17時過ぎ、吉田の18尺竿が弧を描く。今度ばかりはニゴイとは引きが異なった。
吉田康雄
「これはもしかしたらヘラかもしれません!」
どうせニゴイだろとカメラも構えていなかった記者だったが、吉田のかけ声で我に返り、急いで連写モードに。

どうやら糸の先の主はホンモノのようで、引きがとてもしなやかでおとなしい。
静かに水面上に浮かせ腕をタマ網を持つ左腕をめいいっぱい伸ばしてキャッチ。
吉田康雄
「これはいったかもしれません!」
歓喜の声を上げる吉田のもとに、並びで竿を出していた常連M氏も釣りを中断して駆け寄る。
45.8cmのヘラブナキャッチ
どれどれ……。
暴れないよう静かに検寸台に乗せ計測。
吉田康雄
「45.8cmですね」
やったじゃん。おめでとう! ギリギリノルマ達成だね。尾っぽが欠けてしまってるのがちょっと残念だけどね。
吉田康雄
「いやー、これで何とかうちに帰れます」
おいおい、まだまだ時間はたっぷりあるぜ。
釣りキチの吉田がここで納竿するはずもなく、河口湖規定である日没後1時間ギリギリまで竿を出したのは言うまでもない。しかし以降は心配していたとおりニゴイ&ブルーギルのオンパレードとなってしまい追釣ならずで竿を納めた。
関連タグ