マクファーレン氏が提案する「目覚めを改善して起床後のパフォーマンスを向上させるアラーム」の条件は次にまとめられます。
- 簡単に歌ったり口ずさんだりできるメロディ
- 周波数が500Hz前後
- 速すぎず遅すぎないテンポ。1分間に100~120拍(BPM100-120)が理想
- 若い人はアラームの音量を大きくする
これらをできるだけ意識したアラームにするなら、目覚めが改善されるかもしれません。ぜひ試してみてください。
そしてマクファーレン氏は、研究の中で「目覚めを改善させるメロディ」をつくりました。
そのサンプルがこちらです。
その独特なメロディはYouTubeに投稿されており、ダウンロードサービス「Bandcamp」から購入することも可能です。
マクファーレン氏によると、一般的な「ピーピー音」のアラームよりも起床後のパフォーマンスを大幅に向上させるのだとか。
目覚めが悪くて悩んでいる方は、このメロディをアラームに設定すると良いかもしれません。
とはいえ、寝る前についついスマホをいじって睡眠不足になっているのであれば、まずはその習慣から改善する方がよさそうです。
スッキリと目覚めて、1日のはじまりをさわやかなものにしましょう。
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参考文献
Is there such a thing as the perfect alarm tone? We think so (and this is what it might sound like)
https://theconversation.com/is-there-such-a-thing-as-the-perfect-alarm-tone-we-think-so-and-this-is-what-it-might-sound-like-178902
元論文
Auditory Countermeasures for Sleep Inertia: Exploring the Effect of Melody and Rhythm in an Ecological Context
https://www.mdpi.com/2624-5175/2/2/17