全国的に入梅した。これから雨が続き、雨季が明けると眩しい夏が訪れる。盛夏という時期まで行くと海水温が上昇しすぎて魚が食わなくなるので、7月中盤から8月序盤まで楽しく釣っていきたい。夏のライトゲームは、日中も良い。デイ・ライトゲームに必須の3つのアイテムと釣り方を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
夏のデイ・ライトゲームは楽しい!
ライトゲームは基本的に夜や早朝の釣りだが、一部、デイゲームも成立する。特に日中魚の反応が良いのが夏で、クリアな水域の海では雑魚交じりにカサゴやメバルやキジハタなども登場する。
夏は根魚が「新子」といってまだ誕生して間もない小さい個体が多く、好奇心旺盛な彼らががんがんルアーにアタックしてくる。リリースメインにはなるが、アタリと引きを楽しみたい。
また本命の根魚にこだわることなかれ。フグやイソベラもゲストと割り切って釣れば、竿をまげてくれるだけの楽しさはある。筆者はイカゲソを使ったジグ単でこれらの魚もパターン化し、「ゲソング」と呼んで遊んでいる。そんな趣もある。

さて、では、そんな夏の日中の海で、どんな釣り方をして遊ぼうか?答えは、次の3つだ。
マイクロメタルで遊ぶ
まずはマイクロメタルジグ、こいつがマストになる。メタルジグはクリアな水域ほどきらめき効果が高く、集魚力を発揮する。カサゴもメタルが大好きで、キワをリフトアンドフォールないしジャーキングしているとバクバク食ってくる。

マイクロメタルの面白さは、やはり「操作感」が強いことだ。ジグを動かして止めて、落として……そんなアクションの最中に食ってくると、魚を意中で仕留めた感がたまらなくクセになる。安いものでは100均でも2g前後のジグが買えるので、ロストも頭に入れて数個手に入れておこう。