当たり前のように茹でているそうめんですが、じつはおいしさを損なうNG行為をしているかもしれません。

6月24日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、日本ソーメン学会会長でそうめん研究家の「ソーメン二郎」さんが教える茹で方が話題を呼びました。

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■ついやりがちな「NG行動」2つ

そうめんを茹でるときに吹きこぼれないよう「びっくり水」をかける場合がありますが、ソーメン二郎さんいわく“ご法度”なのだとか。「急激に温度が下がって、小麦の化学変化が途中で止まってしまう」とし、吹きこぼれは火加減で調整すべきだといいます。

また、氷水に入れたままにするのも、小麦の風味を失わせるためご法度だと語りました。

■「梅干し」を入れるとおいしくなる

そうめん
(画像=『Sirabee』より引用)

番組では、ソーメン二郎さんが長年の研究で辿り着いたというおいしい茹で方を紹介。

大きめの鍋にお湯を沸かし、塩分が強めの梅干しを入れます。梅干しのクエン酸で麺のコシが強くなり、お湯が吹きこぼれるのも防いでくれるので一石二鳥です。梅干しはあとで薬味としても使えるのでとっておきましょう。

■麺をほぐすのは最初だけ

そうめん
(画像=『Sirabee』より引用)

麺ほぐすのは鍋に入れた最初だけ。あとはお湯の対流でほぐれていきます。

そうめん
(画像=『Sirabee』より引用)

表記通りに茹でたら流水でよくもみ洗いします。麺の油を落とし、のどごしや味わいがアップするそうです。冷たくするなら、水が少なめの氷水で15秒ほどつけ、しっかりと水を切ったら完成です。