■ブレードとラチェットを上手く組み合わせると…

(画像=『Sirabee』より引用)

そこで考えたのが、あえてトリケラプレスを使うときはM-85ラチェットを使わず、重量級の内重心を活かしたアタックタイプとして運用すること。こうすることで相手を弾き飛ばすオーバーやエクストリームフィニッシュでの勝利以外にも、スピンフィニッシュでの粘り勝ちも狙えるバランス型のアタックタイプベイブレードとして使うことが可能になる。

(画像=『Sirabee』より引用)

また、M-85ラチェットは左回転のブレードと組み合わせるとバーストが起きづらくなる性質があるため、Tier1左回転ブレードのコバルトドラグーンに付け、ビットをEにしてみたところ、天敵とされていたシルバーウルフEやスコーピオスピアEにスピンフィニッシュで勝つことができ、その真価を発揮することができた。

■新たな可能性を秘めたブースター

(画像=『Sirabee』より引用)

まとめると、今回発売された『トリケラプレスM-85BS』は、そのまま使う場合はかなりのスキルがないと扱いづらい上級者向けとなっているが、ラチェットとブレードを上手く組み合わせれば過去にあった組み合わせよりも強くなる可能性を秘めていると感じた。

(画像=『Sirabee』より引用)

とくにM-85はベイブレードの高さを作りつつ、その重さで傾きづらくなる性質があるため、コバルトドラグーンでシルバーウルフのフリー回転刃を避けたいときなどあえてベイブレードの高さを出したいときにも最適である。ぜひその他にも上手な組み合わせを見つけてみてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男