卵の正しい保存場所は“ここ”!

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(画像=『FUNDO』より引用)
それでは、卵はどこに置くのがベストなのでしょうか?

答えは、元のパックに入れたまま、冷蔵庫の中段〜下段の奥です。

市販の卵パックは、通気性や湿度、衝撃からの保護などが考慮されて作られています。 そのままパックごと保存することで、余計な手間をかけずに卵本来の鮮度を守ることができるのです。

また、冷蔵庫の本体部分の棚(特に中段から下段)は、扉よりも温度が安定していて、4℃前後の保存に適した環境が保たれています。

ちなみに…卵の「とんがった方」は下向きに!

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(画像=『FUNDO』より引用)

ちょっとした豆知識ですが、卵を保存するときは「とんがった方を下」にするのがよいとされています。

というのも、卵の丸い側には「気室」と呼ばれる空間があり、それが上にくることで内部の圧力バランスが安定しやすくなると言われています。 この向きで保存すると、黄身の位置も中心に保たれやすく、見た目や風味の変化を防ぐ助けになるそうです。

また最近では、冷蔵庫の設計や食品衛生に詳しい専門家の間でも、 「卵はできるだけ冷蔵庫の棚の奥に置いたほうが安心」と紹介されることが増えてきています。

つまり、冷蔵庫に卵ケースがあるからといって、必ずそこに置くのが最適とは限らないということですね。 普段の習慣を少し見直すだけでも、卵をより長く美味しく楽しめるかもしれません。

まとめ:卵の鮮度を守るなら、“ドアポケットには入れない”が正解!

▼ ドアポケットは温度変化が激しく、振動や乾燥の影響も大きい ▼ 卵はパックのまま、冷蔵庫本体の中段〜下段へ ▼ とんがった方を下にして置くと、鮮度がより長持ち

「卵=ドアポケットに並べるもの」という思い込みを手放すだけで、 ふだんの卵がもっとおいしく、安全に食べられるかもしれません。

もしご自宅の冷蔵庫でもドアに卵を入れていたら、今日からちょっと置き場所を変えてみてくださいね。

特に夏場など、ちょっとした温度変化でも卵の品質に影響が出やすくなります。 鮮度の低下だけでなく、サルモネラ菌による食中毒のリスクにもつながるため、保存場所にはぜひ注意を。