文部科学省は、私立大学の入学金が入学辞退時にも返還されない現状が受験生の経済的負担になっているとして、全国の私立大学に対し、負担軽減策の検討を求める通知を出しました。
私立大学の入学金 入学辞退なら返還も検討を 文科省が求めるTxY4lTS9ok #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 26, 2025
特に近年は入試の多様化により複数の大学に合格し、複数校に入学金を支払う「二重払い」が発生しているとの指摘があります。通知では、辞退者の代わりに別の学生が入学できる場合の入学金返還や、分割納付による初期負担の軽減、経済的困難を抱える受験生への特別な配慮などが求められています。
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文科省は進路選択の幅を狭めないよう、各大学の実情に応じた柔軟な対応を促していますが、大学側からは「定員割れ」や「事務手続きの増加」などを懸念する声も出ています。
記事でも触れていますが、「入学金は合格者が当該大学に入学し得る地位を取得するための対価」と最高裁判決が出ています。地位を取得するかしないか選択権は受験生にあり、対価を払わない=地位の取得を放棄することです。文科省は何の権限があって今回このような要請をしてきたのか理解に苦しみます。 ZS8oGLR3n pic.twitter.com/sgaEg2N7jK
— 眠い大学職員 (@StaffSleepy) June 27, 2025
いやいや、入学する権利を貰うのが現状の「入学金」なわけで、入学しなかったんだから返せは違う気が。大量に合格者を出せるならまだ分かるが、定員が厳格に管理されてるのだから、それは無理筋。返還が義務になるなら、多くの大学は一般枠をかなり減らすだろう。 NEXbcmpqrT
— 周公旦 (@dushengzinu) June 26, 2025