2025年現在もなお、米政府によるUFO情報の開示をめぐって世界中の注目が集まっている。近年では米国防総省(ペンタゴン)によるUAP(未確認異常現象)関連の報告書や、元軍関係者の証言が相次ぎ、かつて陰謀論とされてきた話が現実味を帯びてきた。

 そんな中、「大統領が宇宙人と会っていた」という伝説が再び注目を集めている。言及されているのは、冷戦期に在任していたドワイト・D・アイゼンハワー大統領(任期:1953~1961年)だ。彼はNASA創設時の大統領としても知られるが、同時に「宇宙人と3回にわたり接触した」との証言が複数の元政府関係者から飛び出しているのだ。

 ペンタゴンの元顧問や元軍幹部によると、アイゼンハワー大統領は極秘裏に空軍基地で宇宙人と面会し、技術交換の可能性や非公開の合意に関与していたという。これらの証言は長年にわたり噂として語られてきたが、果たして真相は・・・。

■アイゼンハワー大統領が宇宙人と3度の会談

アイゼンハワーは宇宙人と3回会談してた!?元関係者が暴露! 米国が“太陽系の警察” だったことも発覚?の画像2
(画像=White House – Eisenhower Presidential Library, パブリック・ドメイン,リンクによる)

 1954年2月20日から翌日にかけて、公式発表では休暇でカリフォルニア、パームスプリングにいく予定だったアイゼンハワー大統領は、行方不明になったとされている。その時実際は、エドワード空軍基地に行き宇宙人と極秘会談を行なっていたのではないか、と広く言われているのだが、元ペンタゴン顧問によるとその時だけでなく、合計3回宇宙人と会談していたというのだ。2度目、3度目の会談は人里離れたニューメキシコ州のホロマン空軍基地で行われ、これには軍関係者など多くの目撃者がいるというから驚きだ。

 作家で講師のティモシー・グッド氏によると、その時極秘に面会していたのは“ノルディック”と呼ばれる北欧人に似た外見を持つタイプの宇宙人で、人類よりはるかに進んだ科学技術を持つ彼らとの会談には、 ** テレパシー ** が使用されていたそうだ。

 テレパシーを使って、どのように宇宙人と会話するのか気になるところだが、グッド氏によると会談ではある密約が結ばれたという。おそらく極秘中の極秘事項であろう密約の内容は明らかになっていないが、別の暴露話によってその内容を推測することができる。

 暴露したのは、アメリカ陸軍工兵隊(USACE)とともに地下軍事基地の建設に携わっていたという、政府の土木技師だったフィリップ・シュナイダー氏。彼はニューメキシコ州内のドゥルセ地下軍事基地で、なんと宇宙人たちと一緒に働いていたというのだ。どうやら、“ノルディック”と呼ばれる種の宇宙人に米政府が地球での拠点を提供し、その代わりに彼らの技術を教えてもらうことが、密約で決められていたようなのだ。一連の出来事に関わっていた人たちの暴露により、ぼんやりと大枠を把握することができるようになってはきたが、決定的な証拠がない以上、やはり推測の域は出ない。

 しかし、シュナイダー氏は1995年に記者会見で、宇宙人にもらった特殊な金属を公開したとされているのだ。真偽についてはなんとも言えないが、なんとしても宇宙人との関係を隠蔽したい米政府が、圧力をかけもみ消したとしてもなんら不思議ではない。そして、こういった決定的な証拠が表に出てこない仕組みになっているのなら、関わっていた人や目撃者の証言などの断片的な情報がより重要になってくるだろう。

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(画像=Image byPawełfromPixabay)