■1993年、カスタム君爆誕
クールなドラムンベースに合わせて(?)ダンスを披露してくれたカスタム君は、1993年に横浜税関で誕生した、麻薬探知犬をモデルとした税関イメージキャラクター。
95年には9税関全てに配備され、現在に至るまで、密輸防止の街頭キャンペーンやイベント、税関教室や庁舎公開など、様々な場において税関の広報活動に貢献している。

税関ではInstagram、X、Facebookアカウント、およびYouTube「税関チャンネル」を開設し、各種SNSを通じた広報活動に注力している真っ最中。
そんな折、カスタム君(feat.ドラムンベース)が大きな話題となった件について、担当者は「非常に多くの反響をいただく等、カスタム君のファンが増えてきていることを実感しています」と、笑顔を見せる。
続けて、「今回の庁舎公開では、グッズの一般販売が実施されました。グッズを手にした方からもカスタム君の魅力をSNS等で拡散して頂ければ、嬉しく思います」「ぜひカスタム君を推して頂き、ファンの皆様と一体となって税関広報を盛り上げていきたいと考えております。こうした取り組みを通じてカスタム君、ひいては税関に興味をもって頂ける人が1人でも多くなっていくことを期待しております」とのコメントを寄せてくれた。
社会の安全を守るため、日々精進を続ける税関。そんな税関の意外な一面が見られ、親しみを覚えたネットユーザーは多いことだろう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
・合わせて読みたい→ダイソー、エアコン電気代の“ムダ”防ぐ110円商品 これはやったほうがいい…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)