公的保険は「何でも守る」「何でも支える」ものではありません。
守るべきは「万が一に困ったとき」「生活が立ち行かなくなるとき」であり、制度そのものの持続可能性であるはずです。
軽い受診や市販で買える薬など、「万が一」ではない場合まですべてを社会保険で賄おうとすれば、制度が破綻に向かいます。
負担できるところまでは自分で負担し、どうしても困るときは皆で支え合う。
この前提をしっかり制度に落とし込むことが、社会保障を未来に残す、孫たちまで素晴らしい日本の医療サービス等を残す唯一の道だと私は信じています。
編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年6月25日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。