フジ・メディア・ホールディングス(HD)は6月25日、定時株主総会を開催し、会社提案の取締役11人が可決され、新社長に清水賢治氏が就任しました。

これにより、経営体制の刷新が行われましたが、一方で個人株主の間では、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツによる株主提案や不動産事業の分離要求に賛同する声も多く見られました。

総会には過去最多の3000人超の株主が出席し、活発な質疑が行われました。著名株主の堀江貴文氏も参加し、将来的な協業の可能性について会社側とやり取りを行いました。堀江氏は、フジHDのデジタル戦略やFODなどに関する提言を行い、清水社長も「協業を否定しない」と前向きな姿勢を示しました。