梅雨のはしりにぬれた緑も鮮やかな5月中旬。根魚を求めて三重県鈴鹿市の箕田消波ブロック帯に釣行した。こちらは県内屈指の穴釣りポイント。メインターゲットはカサゴで、サイズ、魚影ともにトップクラスだ。また、最近の釣果ではキジハタやクロソイなど大型の根魚が釣れている。この時期、最も熱いスポットであることは間違いない。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)
消波ブロック帯でカサゴ釣り
今回は、根魚を求めて三重県鈴鹿市の箕田消波ブロック帯に釣行した。釣行当日の潮汐は小潮。天候は曇りで風は穏やかだ。一方、水中は田植えの影響で濁っている。根魚の警戒が薄れて穴の底から浮上するので活性は上がりやすい。
5月中旬は海藻の影響で消波ブロックの隙間が狭くなる。その影響で大型のブラクリを使用すると根掛かりのリスクが高い。一方、小型のブラクリは潮で穴の奥の隙間に流されて引っかかる。ラインを垂直の状態で維持できるギリギリの重さが最適だ。
今回は大潮+干潮で水深が浅くなるので、ブラクリ4号を使用した。

デカサゴ24cmキャッチ
ポイントに到着して仕掛けを投入。リールをサミングしながら落下速度を調整し、手元のカウンターを確認する。水深は4m。干潮だが、かなり深い。
そしてボトムからゆっくりと巻き上げる。これは前回好反応だった誘いだ。タイラバ同様、一定のリズムが求められる。
すると水深3mでアタリが出た。しつこくエサを追いかけて何度もサオ先をたたく。アクションは維持して巻き続けると水深2.5mでヒット。一気に巻き上げた。
釣れたのは24cmのデカサゴ。他地域ではめったにお目にかかることのない良型サイズだ。ただ、ここではアベレージサイズ。さらなるサイズアップを目指して続ける。
