1時間ほどの沈黙を打破したのは、またもや同じ人。先ほどよりサオが曲がり、かなりの大物のようだが、引きがちょっと変だ。ようやく姿が見えてきたら巨大なエイ。

船のルアーマゴチ釣りで65cm良型マゴチ手中【愛知・玉や丸】置きザオ釣法が的中巨大なエイ登場(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

その後も渋い状況が2時間ほど続いたが、根気よく誘い続けていると突然ゴンッとサオが持っていかれ、イトが勢いよく出された。半端ない重量感に耐えるが、25mほど出されたところで切れてしまった。どうもエイのようだ。

置きザオ釣法でマーゴンキャッチ

ここで、タイラバ用ベイトタックルにチェンジし、置きザオ釣法を試してみる。ルアーを真下に落とした後は船が流れていくので、イトを送り出しながらジグヘッドが底をトレースするようにこまめに調整する。

船のルアーマゴチ釣りで65cm良型マゴチ手中【愛知・玉や丸】置きザオ釣法が的中置きザオ釣法を試してみる(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

25分ほどやっていると、引っ張られているはずのイトに緩みが出た。変だなとロッドを手にして聞くと、ゴンゴンと穂先がたたかれた。ここで大きくアワせると、ガンガンとヘッドシェイクを繰り返す。激しく抵抗され、イトも時折出される。そして船長が「大マゴチだ!」とタモですくってくれた。

最近60cm以上のマゴチをマーゴンと呼ぶらしく、これは65cmあり紛れもないマーゴン。

船のルアーマゴチ釣りで65cm良型マゴチ手中【愛知・玉や丸】置きザオ釣法が的中置きザオ釣法にして見事マーゴンキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

58cmマゴチが連続ヒット

これに気を良くして置きザオ釣法を続けていると、再びサオが激しくたたかれた。慌ててアワせると、またもや強烈な引き。そして、58cmの2匹目をゲットだ。

船のルアーマゴチ釣りで65cm良型マゴチ手中【愛知・玉や丸】置きザオ釣法が的中2匹目の58cmも置きザオで(提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)

置きザオ釣法にして1時間で、良型マゴチ2匹というビックリの結果だ。その後スピニングタックルを直して手持ちで誘い続けたが、こちらは結果が出ずに10時の終了時間を迎えた。