1時間ほどの沈黙を打破したのは、またもや同じ人。先ほどよりサオが曲がり、かなりの大物のようだが、引きがちょっと変だ。ようやく姿が見えてきたら巨大なエイ。

その後も渋い状況が2時間ほど続いたが、根気よく誘い続けていると突然ゴンッとサオが持っていかれ、イトが勢いよく出された。半端ない重量感に耐えるが、25mほど出されたところで切れてしまった。どうもエイのようだ。
置きザオ釣法でマーゴンキャッチ
ここで、タイラバ用ベイトタックルにチェンジし、置きザオ釣法を試してみる。ルアーを真下に落とした後は船が流れていくので、イトを送り出しながらジグヘッドが底をトレースするようにこまめに調整する。

25分ほどやっていると、引っ張られているはずのイトに緩みが出た。変だなとロッドを手にして聞くと、ゴンゴンと穂先がたたかれた。ここで大きくアワせると、ガンガンとヘッドシェイクを繰り返す。激しく抵抗され、イトも時折出される。そして船長が「大マゴチだ!」とタモですくってくれた。
最近60cm以上のマゴチをマーゴンと呼ぶらしく、これは65cmあり紛れもないマーゴン。

58cmマゴチが連続ヒット
これに気を良くして置きザオ釣法を続けていると、再びサオが激しくたたかれた。慌ててアワせると、またもや強烈な引き。そして、58cmの2匹目をゲットだ。

置きザオ釣法にして1時間で、良型マゴチ2匹というビックリの結果だ。その後スピニングタックルを直して手持ちで誘い続けたが、こちらは結果が出ずに10時の終了時間を迎えた。