キスを確認できたので2投目も5色半へ投入。もう少し投げたいが右腕を故障しているため距離が出ない。小刻みに探り続けると、4色に入る手前でアタリが伝わってきた。大きくはないが、はっきりしたアタリだ。活性が上がってきているのかもしれない。追い食いを狙うとアタリは続き、2色残して回収するとキスが2匹掛かってきた。
3投目以降は、近くに釣り人がいないので左右に振り分けながら6色から手前を丁寧に探ると、アタリが出るようになった。群れというほどではなく、同じ場所にキャストしてもアタリは続かない。近くも探ったが3色から手前は出なかった。
小型主体に探り釣り
やがて東寄りの風が吹き始めた。この海岸は東からの風が吹くと海面がざわつき波も出てくる。これに合わせてキスのサイズも上がる。小さいながらも少しずつ追加していたが、潮が止まると、やはりキスのアタリは遠のくようだ。潮が動くまでのんびりキャストを繰り返すと、時折小さなキスが掛かってきた。
潮が動き始めるとアタリは出るようになった。サイズアップしないため駐車場の方に移動しながらキャストを繰り返し、徐々にアタリが減ってきたので午後2時半に納竿した。

最終釣果
釣果は13.5cmを頭に36匹。サイズを期待して場所移動を繰り返したが、まだ早かったようで活性の高い小型が主流になってしまった。
数日前に釣友がキャストしたときは、なんとか顔を見る程度だったが、キスは接岸しているようで今回36匹の釣果を得た。1カ月以上遅れている感じだが、釣れたキスはあまり冷たくなかったので、近いうちに型も数も上がってくるだろう。
釣りのできる砂浜をきれいに保つため、釣行した際は自分のゴミは忘れずに持ち帰ろう。

<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>