管制官は沈黙、そして闇に葬られた報告
ボーデンハイマー氏はすぐさまデンバーの航空交通管制にこの謎の物体について報告した。しかし、返ってきたのは「完全な沈黙」だったという。結局、この一件は「異常物体(anomalous object)」として処理され、その後、軍関係者から彼に連絡が来ることは二度となかった。
彼はこの物体が気象観測気球や最新鋭のドローン、あるいは光のいたずらなどである可能性をきっぱりと否定する。
「何かの見間違いだとは全く思わなかった。白昼堂々、はっきりと見えたんだ。翼のすぐ横をあの巨大な物体が飛んでいたんだから」(ボーデンハイマー氏)
エリア51上空でのもう一つの遭遇
驚くべきことに、ボーデンハイマー氏のUFOとの遭遇は、これが初めてではなかった。彼は米軍の極秘基地として有名な「エリア51」付近で訓練中、「稲妻のように速い三角形」の物体にも遭遇したことがあるという。
「着陸態勢に入ろうとした時、その猛スピードの三角形が私を追い抜いていった。まるでインターセプター(迎撃機)のような動きだった。もしかしたら、彼らなりの冗談で『トップガンはこうでなくちゃ』と見せつけていたのかもしれないね」(ボーデンハイマー氏)

(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI))
ボーデンハイマー氏は、自身の体験を公表することで、他のパイロットたちも声を上げるきっかけになればと願っている。ここわずか4年間で、UFOに関する公式報告は約800件にも上っているという。
我々の知らない空の上で、一体どれだけの「ワイルドな経験」が繰り広げられているのだろうか。
参考:Daily Mail Online、ほか
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