22日も長浜港へ向かった。午前6時ごろ現地に到着。今回サオは4.5mを使用する。前回指摘されたことを念頭に、しゃくる幅を決めるために目印を糸の上に付け、中通しウキ、小アユ仕掛け、螺旋のエサカゴにオモリを付ければ完成。エサはシラスのミンチに小麦とパン粉を混ぜてちょうどいい硬さにした。

小アユが釣れ出す
釣り始めるとすぐに小アユが釣れた。手に伝わってくるこの感覚。魚が掛かったと分かる感触。釣れた楽しみも十分にあるが、魚が掛かったときの感触が忘れられない。
エサで群れを誘導
エサを付けて小刻みにサオを動かす。釣れても釣れなくても同じことを繰り返す。たまにタイミングやしゃくるスピードを変えてやる。
群れが入ると入れ食いになり、去ると平穏な時間となる。カゴに入れたエサをばらまくことで群れをとどめる作戦だから、釣れても釣れなくても同じ場所にエサをまく。

てんぷらで締めくくり
この作戦で十分釣れたので昼前に納竿した。無理をしないことが帰りの安全運転につながる。
友人の話では、川と河口の小アユは味が違うらしい。川のアユは砂を噛んでいるが、河口のアユは砂を噛んでいないので腹を出さなくてもおいしいそうだ。出来立てアツアツのてんぷらを頬張る。やはりうまい。苦みが一段といい。ついつい食べ過ぎてしまった。

<週刊つりニュース中部版APC・千田哲也/TSURINEWS編>