食わない時間が長かったこともあってタモから出し、「これがイサキか」とまじまじと眺めた。1匹目から間があったが、自分のタナで2匹追加。新調したロッドは小さな前アタリも拾えて、自分の手の延長になった。
置きザオでいきなり激しくロッドを揺さぶってきて、一瞬慌てたが手持ちにする。「これは大きい」と分かったが、強い引きに負けて中層でサヨナラ。ハリの結び目で切れていてガックリ。
39cmのイサキを手中
キーパーに固定してのんびりムード。時々コマセを出してアタリを待っていると、イサキ特有の大きなアタリ。今度は切られないように慎重なやり取りで、今日イチの39cmをゲット。ここでやっとニンマリだ。
前日も昼から釣れるようになったと言っていた。しかしこれからと気合が入った矢先、やむえぬ事情で1時間早上がり。こればかりは仕方のない。
食い渋るなか38cm前後を8匹ゲット。船中トップが何よりうれしい。ただ40cmオーバーがなかったことが心残りだ。今回は難しい釣りとなったが、これから釣果も上向いていくと思う。海況の良い日を選んでまた釣行したい。

<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>