こまめにオフにすべきタイミングとは?

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(画像=『FUNDO』より引用)

もちろん、常に「つけっぱなしが正解」というわけではありません。 たとえば、数時間にわたって外出する予定があるときや、家族全員が不在で誰もいない時間帯が長く続くときは、エアコンを切っておいた方が効率的です。

また、日が落ちて外気温が下がってくる時間帯には、自然と室温も下がりやすくなるため、設定温度の見直しやエアコンをオフにする判断が有効になることもあります。

今すぐできる!エアコン節電の小さな工夫

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(画像=『FUNDO』より引用)
電気代を無理なく抑えるには、毎日のちょっとした工夫も効果的です。

まず、設定温度は28℃を目安にすると、冷やしすぎを防ぎつつ快適な室温を保てます。 さらに、自動運転モードを活用すれば、エアコンが自分で風量や温度を調整してくれるので、ムダな電力消費が抑えられます。

また、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させることで、部屋全体が均一に涼しくなり、冷房効率がアップします。 カーテンや遮熱フィルムで日差しをカットする工夫も、部屋が暑くなりにくくなるため有効です。

さらに、フィルターの掃除をこまめに行うことで、エアコン本来の性能が発揮されやすくなり、電力のロスも減らすことができます。

「24時間つけっぱなしはお得」は本当なのか?

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(画像=『FUNDO』より引用)
インターネットなどで「一日中つけっぱなしの方が安い」と言われることもありますが、これはすべての家庭に当てはまるわけではありません。

たとえば、断熱性の高い住宅や、直射日光が少ない北向きの部屋では冷気が逃げにくく、つけっぱなしでも電力消費が比較的抑えられるケースがあります。 しかし、古い建物や西日が強い部屋では、外気の影響を受けやすく、エアコンが常にフル稼働になってしまうため、かえって電気代が高くなってしまうことも。

つまり、「つけっぱなしがお得」というのは、住宅の構造やエアコンの性能など条件次第で変わるのです。