■新型炊飯器の機能について

最後に炊飯器だが、電気代は昔のものと比べ安くはなっているものの、月間で100円前後の場合が多いためそこまで差はなさそうだ。だが、炊飯機能はオーブンレンジと同様に大きな差が出ている。
例えば米の銘柄を指定して炊飯したり、煮込み料理ができるもの、保温できる時間が1日を超える長時間のものなどさまざまで、自分の生活スタイルに合った炊飯器を選べる状況になっている。
その中でも、パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器『Bistro』は、現代のご飯事情にぴったりのアイテムと言えるだろう。なんと、AIでお米の状態を見極めて約9,600通りもの中から最適な炊き方にしてくれるのである。
最近は備蓄米や、最近スーパーでもよく見かける外国産のカルローズ米が話題になるなど、一般的にはあまり食べられていなかったお米を食べなければならない機会が増えてきた。そうすると自分で炊飯を工夫しなければならなくなるが、料理の達人でもない限りそういったお米の最適な炊き方をマスターするのはなかなか難しい。
そこでAIが火加減や圧力加減をコントロールし、乾燥したお米も中までやわらかく、甘みを引き出しながら炊く方法を取ってくれることで、いつも食べるお米に劣らない美味しさのご飯を炊き上げてくれるのは唯一無二の素晴らしい機能と言っていいだろう。
■家電の買い替えは暮らしのクオリティを上げる
このように、節約機能や日常の便利機能、現代の生活に合った調理機能を持つ新型家電に買い替えることは、生活にかかるコストを下げながら、暮らしのクオリティを上げることに間違いなく役立つはずだ。
最近は東京都のゼロエミポイントなど、自治体により家電の買い替えに補助金が出ている場合もあるため、この機会に古い家電を新型家電に買い替えても良いかもしれないぞ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)