元読売ジャイアンツのウォーレン・クロマティ氏が自身のYouTube『クロマティチャンネル』を更新。

17日のサンディエゴ・パドレス戦で、大谷翔平を先発に起用したドジャースのデーブ・ロバーツ監督の采配を疑問視。「メリットがあったのか」などと私見を述べた。

■クロマティ氏が大谷の復帰登板を語る

大谷が17日のサンディエゴ・パドレス戦で、投手として先発登板したことについてクロマティ氏は「なぜドジャースが今日、彼を先発させる必要があったのかわからない。オールスター後に先発させる計画だと思っていた」と語る。

また、「スーパースターが投げたいと言ったら(監督は)『NO』とは言えない」と指摘し、ライブBPで調子が良かったことなどから、現在の実力を試す意味もあり、ロバーツ監督が先発させたという見方を示した。

■ロバーツ監督の采配を疑問視

クロマティ氏はさらに「私が疑問なのは、ライバルのサンディエゴ・パドレスを相手になぜそうするのかということ」と指摘する。

続けて「パドレスは必ず倒さなければならない、同地区2位の強豪だよ。ドジャースが大谷をマウンドに上げたのには、かなり驚いたね」と同地区のパドレス戦に先発させたことを疑問視。

また、ロバーツ監督が1番・投手で起用したことにも「Why? Why?」と叫んでいた。

■「なぜ投げさせた?」

ロバーツ監督が先発登板させたことに「僕には理解できない。去年はDHとして力を発揮したからね。今は二刀流ができる身体ではない。だから1回で降板した」とクロマティ氏は持論展開。

さらに「ドジャースにとって、なにかメリットがあったのか。メリットなんか何もなくて、この試合でブルペンの負担が増しただけさ。ドジャースは、1回に大谷を降板させたため、5人リリーフ投手を使ったんだ。しかも相手のパドレスは打撃の強いチームだ。だから『Why?』なんだよ」とコメントする。

その後も大谷を先発に起用したロバーツ監督の采配を疑問視したクロマティ氏は「なぜ投げさせた? 何を得るために?」と疑問をぶつけていた。