磯とよく似た環境のゴロタには毒を持った生き物が潜んでいることもあり、注意が必要だ。

例えばガンガゼの様な毒を持ったウニをはじめ、毒クラゲなどは砂浜などと比べ、ゴロタ場は障害物に引っ掛かり陸に残ったままでいることもあるので見かけても不用意に近づかない方がいいだろう。

岩や海藻をどかすようなときも注意が必要だ。先ほど挙げた物を以外にもオコゼやゴンズイなどといった棘に毒を持つ魚が潮が引いても岩の下や海藻の中に隠れていることが稀にある。

物を動かす際は道具を使ったり手袋を必ず着用しもしそういった生き物を見かけても触らずにそっとしておこう。

小さい物はリリースしよう

サイズや数が望める穴場であるゴロタ場だが、そういった場所は管理されている潮干狩り場の様に人の手によって稚貝をまいたりする場所で無く天然の個体が多く居る場所がほとんどだろう。

その様な場所では小さい物まで取りすぎてしまうと、アサリの数が減り自然繁殖が難しくなり折角の穴場が来年、再来年には枯れてしまい潮干狩りが楽しめなくなってしまう。

今後の未来でも潮干狩りを楽しむ為にも、自分達が食べられる量だけを持ち帰り小さい物は極力リリースを心掛け潮干狩りを楽しもう。

「人がやらない場所にこそアサリがいる!」サイズも数も期待できる隠れた潮干狩りスポットの見つけ方小さな個体はリリース(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)

<明石健太郎/TSURINEWSライター>