1流し目、400gのジグをフォールレバーを強めにして落としていくと、70m付近で違和感が。「んん?」と思った瞬間、隣の戦闘員のスピニングリールのラインがふけています。ファーストヒット!

自分は絡み防止のために一度高速でジグを回収し、タイミングを見計らって2投目。90m付近でビタ止まり!ここから連続で3匹をキャッチすることに成功。あがってきたのは、なんとビンちゃん(ビンナガマグロ)。

パヤオでのジギング&キャスティングゲーム開幕!【三重・漁盛丸】15kg級ビンナガ連発で好スタート見事ビンナガをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・池田直史)

同船者たちも次々とビンちゃんをヒットさせており、船中が一気に盛り上がりました。

パヤオでのジギング&キャスティングゲーム開幕!【三重・漁盛丸】15kg級ビンナガ連発で好スタート船中で続々とヒット(提供:TSURINEWSライター・池田直史)

フォールに好反応

今年はなんだかんだ言って、特に3〜4月にかけてはトンジギで7kg前後のマグロがヒットラッシュモードで楽しめましたが、5月上旬にはパタッと終息したような感覚がありました。今回上がってきたのは、15〜16kgのなかなかいい魚体で、久しぶりに手応えのあるファイトが楽しめました。

すべてのヒットパターンは、テンションフォール中のストップでした。レバードラグを使ってフォールスピードを調整しながら、船長の指示棚や潮目など、海中の変化があるポイントを丁寧に探っていきました。

パヤオでのジギング&キャスティングゲーム開幕!【三重・漁盛丸】15kg級ビンナガ連発で好スタートテンションフォール中のストップが奏功(提供:TSURINEWSライター・池田直史)

後半戦は苦戦

午前10時、午前の部の後半戦に突入しますが、魚探の反応には朝とは違ってムラが見え始めました。キャスティングに切り替えるも、カツオのナブラはあちらこちらで出ているものの、ヒットには至らず。苦戦モードに突入します。

再びジギングタックルに持ち替え、今度はワンピッチやロングジャークなどのコンビネーションで攻めてみましたが、手応えは得られず……。

そこで船長からは、「帰路の途中で鳥山や魚探反応があれば、その都度狙っていく作戦で行こう」と提案をいただきました。しかし残念ながら、帰路途中には海鳥がちらほら飛んでいる程度で、鳥山までは発見できず、そのまま入港となりました。

今後の展望