5月10日、三重県の宮川下流域で今季初のウナギ釣りに挑戦。前日に降った雨で川は増水していたが、夕まずめからアタリが連発し、見事ウナギを2匹キャッチすることに成功した。仕掛けや狙い方の工夫が功を奏した、ウナギシーズンの幕開け釣行をレポートする。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
宮川でウナギ釣り
5月10日、三重県伊勢市を流れる宮川へ今年初のウナギ狙いで妻と釣行した。名古屋からは少々距離があるが、昨年もウナギをキャッチした場所だ。フィッシング遊の伊勢店で入川券とエサのアケミ貝を購入してから宮川の下流域へ向かった。
午後6時30分に釣り場に到着。周囲を散策して釣り座を決め、釣り始めるころに日が暮れた。午前中は雨だったので川は増水しており浮遊物があって釣りづらそうだが、増水の方が実績はある。

釣行開始
午後6時45分に投入、10分待って仕掛けを回収する。底にはカキが付着した岩が点在しており、根掛かりに注意が必要そうだ。海水が混じった汽水域なのでシーバスやクロダイもいるだろう。
根掛かりを回避するためには、仕掛け投入後はイトふけを取るぐらいで動かさないこと。不要にオモリを動かすと即根掛かりする。そして回収するときは一気に巻き取りオモリが底に接触するのを避けるといい。

遠投して獲物を狙う
午後7時ごろにアタリがあったがハリ掛かりせず不発。エサは取られるがハリ掛かりしない状況が続く、間違いなく何かいる。多分ウナギだ。魚との間合いを確実に詰めているが、決定打となる手段が見当たらない。このままだとボウズだ。
これまでは視認性を高めるために大きめのエサを付けていたが、小さくしてハリ掛かり重視にする。そしてアタリがあるため集中的に狙っていたポイントを諦め、少々遠めの50mくらいに遠投してみた。
