③ セアカゴケグモ

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1995年に大阪で初確認されて以降、全国に分布を広げている外来種。

小さな体に赤い模様が特徴的で、見た目は美しいが毒を持つため注意が必要です。

【特徴】

体長1cm前後、腹部に赤い砂時計状の模様 車庫、プランター、ベンチの裏など人の生活圏に潜む

【被害例】

咬まれると局所的な痛み・腫れ・熱感が生じる 重症化すると吐き気や筋肉痛、けいれんなどの神経症状が出る

【予防法】

家まわりの物陰を定期的に掃除し、軍手を着用 巣を見つけたら自治体に報告し、素手で触れない

④ ツツガムシ(ツツガムシ病)

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ツツガムシはダニの一種で、山間部の草地や河川敷などに生息。人間にツツガムシ病という感染症を媒介することで知られています。

【特徴】

体長0.2〜0.5mmと極小で、肉眼での確認は困難 主に秋から冬にかけて活動が活発化

【被害例】

噛まれた数日後に高熱・発疹・リンパ節の腫れ 抗生物質で治療可能だが、放置すると重症化の恐れあり

【予防法】

草むらや河川敷でのレジャー時は肌の露出を避ける 噛まれた痕に“黒いかさぶた”ができたらすぐ受診

⑤ アシナガバチ

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スズメバチより小型で見た目は細身ですが、攻撃性と毒性は決して軽く見てはいけません。都市部でもよく見かけるため、油断しやすい存在です。

【特徴】

体長2〜3cm、細長い体に黄色と黒の縞模様 軒下やベランダに巣を作ることが多い

【被害例】

刺されると赤く腫れ、強い痛みを伴う アレルギー体質の人はアナフィラキシーの危険性あり

【予防法】

巣作りの時期(春〜夏)はベランダをこまめに点検 巣を見つけたら市販スプレーで対応 or 業者に相談